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/dev/udp ドライバの設定パラメーター[nddコマンド]

その他のドライバのパラメーターはこちら
/dev/ip  /dev/tcp  /dev/udp  /dev/icmp  /dev/hme  /dev/ge 
/dev/udp

UDP Parameter
パラメータ名Modemin/max/DefaultComment
udp_wroff_extra RW min = 0
max = 256
default = 32
IP ヘッダーを割り当てる拡張領域の合計
udp_ipv4_ttl
(udp_def_ttl)
RW min = 1
max = 255
default = 255
UDP パケットの TTL(Time to live) 値
Solaris ではない古いシステムのデフォルト
udp_ipv6_hoplimit RW min = 0
max = IPV6_MAX_HOPS = 255
default = IPV6_DEFAULT_HOPS = 60
IPv6 ICMP 転送に於ける最大ホップ数
udp_smallest_nonpriv_port RW min = 1024
max = (32 * 1024) = 32768
default = 1024
非特権最小 UDP ポート番号
udp_trust_optlen ? min = 1024
max = (32 * 1024) = 32768
default = 1024
?? Solaris8 にはない。未使用?
udp_do_checksum RW min = 0
max = 1
default = 1
UDP パケットに対してチェックサムの適用指定。SunOS 4.X では OFF。
udp_smallest_anon_port RW min = 1024
max = UDP_MAX_PORT = 65535
default = (32 * 1024) = 32768
匿名接続に使用する最小 UDP ポート番号
udp_largest_anon_port RW min = 1024
max = UDP_MAX_PORT = 65535
default = UDP_MAX_PORT = 65535
匿名接続に使用する最大 UDP ポート番号
udp_xmit_hiwat RW min = 4096
max = 65536
default = 8192
UDP 送信ウィンドウ最大値(UDP ソケットデータグラムサイズの最大値)setsockopt() で呼び出してソケットバッファを設定しないなら、デフォルトの送信バッファはこのサイズ大きいサイズのデータグラムの送信は切り取られるか完全に拒否される。
アプリケーションは、setsockopt(3SOCKET) の SO_SNDBUF を使用して、個々のソケットのサイズを変更できます。一般に、デフォルト値を変更する必要はありません。
udp_xmit_lowat RW min = 0
max = 65536
default = 1024
UDP 送信ウィンドウ最小値
udp_recv_hiwat RW min = 4096
max = 65536
default = 8192
UDP 受信ウィンドウ最大値(UDP 受信バッファサイズの最大値)setsockopt() で呼び出してソケットバッファを設定しないなら、デフォルトの受信バッファはこのサイズ。大きいサイズのデータグラムの受信は切り取られるか完全に拒否される
netstat -s で udpinoverflows のカウンタを確かめ、この値が上がっているなら、netstat -s の UDP と IP の InError,InOverflows のカウンタも確かめる
Bug Id: 1246261 Synopsis: in.routed misses routes udpInOverflows
アプリケーションは、setsockopt(3SOCKET) の SO_RCVDBUF を使用して、個々のソケットのサイズを変更できます。一般に、デフォルト値を変更する必要はありません。
udp_max_buf RW min = 65536
max = (1024*1024*1024) = 1073741824
default = (256*1024) = 262144
setsockopt() で許可する最大バッファサイズバッファサイズは高帯域接続では増加する
以下の 2 つのバグのソケットバッファサイズの質問・変更,Solaris 2.5 で追加された ndd の値 "icmp_max_buf", "udp_max_buf", "tcp_max_buf" に関する追加情報
Bug Id: 4048554
Synopsis: man page of setsockopt set the limit of the buffer size to 64K on 2.5/2.5.1
Bug Id: 1164966
Synopsis: MAX_SNDBUF/RCVBUF has to be configurable.
udp_max_buf は (複数) UDP データグラムのカーネルバッファで、毎秒のデータグラムではない。インターネット標準ではカーネルをチューニングすることはできない。udp_max_buf は UDP データグラムのサイズに関係ない。インターネット標準 6 (RFC 768) は UDP データグラムを 64k に制限している(新しいプロトコルにとって小さい)。そこで新しいプロトコルでは、IPv6 や RFC 2147 "TCP and UDP over IPv6 Jumbograms" を定義している
UDP を使用して大きなデータを送信する際に、稀にパケットロスしてしまうという問題がある(例:64k UDP データグラムを MTU 1500 のネットワークに送信したら最小 45 IP パケットに断片化される)。これらのロスはどれも 64k の UDP データグラム全部を再送する。賢い人ならこのような送信には TCP を使用しましょう。
udp_extra_priv_ports RO - 現在の予約ポートの表示
udp_extra_priv_ports_add WO - 予約ポートの追加 (1024 個以下)デフォルトでは nfsd 用に 2049,4045 ポートだけ設定されている
udp_extra_priv_ports_del WO - udp_extra_priv_ports_add で加えたポートの削除
udp_status RO - UDP 接続情報

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