ZFSの管理を GUI で行う【SunJavaWebConsole】
ZFSをブラウザからGUIで管理する方法を紹介します。
ZFS は GUI で操作をする必要がないくらい簡単ですが、Sun Java Web Console で GUI
を使った設定が可能な上に、ブラウザを使用するだけなので遠隔地からも簡単に GUI 操作することができます。
Sun Java Web Console は Solaris 10 から利用できますが、Solaris 10
11/06(U3)以降は以下のように SMF サービスとしてデフォルトで有効になっており、すぐ利用することが可能です。
#
svcs webconsole
STATE
STIME FMRI
online
1月_22 svc:/system/webconsole:console
Solaris 10 6/06(U2)以前は以下のようにレガシーサービスとして認識されており、smcwebserver
コマンドで有効にする必要があります。
#
ls /etc/rc2.d
K03samba
K16apache
S47pppd
S90loc.ja.cssd
K05appserv
K27boot.server
S70uucp
S90wbem
K05volmgt
README
S72autoinstall
S90webconsole
K06mipagent
S10lu
S73cachefs.daemon S94Wnn6
K07dmi
S20sysetup
S81dodatadm.udaplt S94ncalogd
K07snmpdx
S40llc2
S89PRESERVE
S98deallocate
K15imq
S42ncakmod
S89bdconfig S99dtlogin
#
smcwebserver start
...(出力省略)
あとはブラウザを使用して、https://localhost:6789 もしくは https://ホスト名:6789
などにアクセスするだけです。(最初のアクセス時には自己署名の証明書に関するウィンドウが表示されます。そのまま受け入れてください。)
以下のようにログインページが表示されるはずです。root ユーザーでログインしてみてください。
ログインに成功すると以下のようなページが表示されます。
デフォルトで「ZFS管理」は登録されておりますので、リンクになっています。
ZFS管理のリンクをクリックすると以下のような ZFS 管理ページが表示されます。
あとは、コマンド操作と同様なので、
ZFS関連の記事を参考に
してください。
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