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Solaris10のVNCサーバー設定

Windows XP マシンをクライアントにして、リモートの Solaris10 マシンを管理するイメージです。
はじめに
VNCサーバー側 (Solaris 10)の設定
VNC クライアント側 (Windows XP)の設定

はじめに

今更ですが、VNCの設定をしてみます。
Windows XP マシンをクライアントにして、リモートの Solaris10 マシンを管理するイメージです。
Solaris 10 10/08 には以下のように既に VNC Server がインストールされています。

# svcs xvnc-inetd
STATE          STIME    FMRI
disabled       18:44:06 svc:/application/x11/xvnc-inetd:default

設定は至って簡単で、以下の作業をするだけです。

VNCサーバー側 (Solaris 10)の設定

/etc/servicesファイルに以下の行を追加します。

...
vnc-server  5900/tcp

上記の例ではディスプレイ番号を0に設定しています。
ディスプレイ番号を1に設定する場合は5901/tcpと設定し、vncビューワ等でアクセスする際に、IPアドレスの後に:1を付け加えます。

xvnc-inetd サービスを有効にします。

# svcadm enable xvnc-inetd

VNC サーバーの設定はこれで終わりです。

VNC クライアント側 (Windows XP)の設定

RealVNCなどをダウンロードしてインストールすればOK。今回はVNCのクライアント(ビューワ)として使うだけなので、何の設定も必要ありません。ちなみにこれはVNCサーバーとVNCビューワのセットですので、Windows XP で VNCサーバーの設定をしてあげれば、逆に他のシステムからリモートで管理できるようになります。

あとは VNC ビューワを以下のようにスタートメニューから起動させて、VNC サーバーを設定した Solaris 10 マシンの IP アドレスを入力すればOKです。





もちろん、Solaris マシンをクライアントに見立てて、vncviewer コマンドを実行しても同様にアクセス可能です。

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