VMware ESX Server 3.5 update1 上に Solaris 10 10/08 をインストールしてみました。インストール時にキーボードのレイアウトは Japanese-type6 を選択したため、この時点では日本語配列のキーボードでも問題ありませんでした。
このままだと、仮想マシンとホスト間でのマウスの移動が面倒なので通常は VMware Tools をインストールすると思いますが、キーボードのレイアウトが英語版になってしまうので注意が必要です。
原因は VMware Tools のインストール時に生成される /etc/X11/xorg.conf のキーボード設定なので、以下のように修正すればOKです。
# vi /etc/X11/xorg.conf ... Section "InputDevice" Identifier "VMware Keyboard" Driver "keyboard" Option "AutoRepeat" "500 30" Option "XkbRules" "xfree86" Option "XkbModel" "jp106" <--- この部分 Option "XkbLayout" "jp" <--- この部分 Option "XkbCompat" "" EndSection ...
修正が完了したら、ログインし直せば反映されます。
また VMware Tools をインストールするとネットワークインタフェース(NIC)も pcn0 --> vmxnet0 などに変更されるため、/etc/hostname.pcn0 ファイルを /etc/hostname.vmxnet0 と変更する必要があります。ifconfig コマンドで手動で反映させてもよいですが、再起動して反映させるのが簡単です。