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サン、「ナイアガラ」搭載サーバ2種発売−最大32の平行処理可能

 サン・マイクロシステムズ(東京都世田谷区、ダン・ミラー社長、03・5717・5000)は7日、「ナイアガラ」の開発コード名で呼ばれてきた「ウルトラスパークT1」プロセッサーを用いた初のサーバを発売したと発表した。価格は48万4050円から。販売目標は公表していない。

 T1プロセッサーは、一つのチップに4―8個のCPUコアを搭載。1コアが四つの処理を同時実行するため、最大で32の処理を並行して動かすことができる。サンにとって次世代CPU技術の本命と言われている。

 発売したのは「サン・ファイアー・クールスレッズ・サーバ」シリーズ2機種。いずれもT1プロセッサーを1個搭載し、コアの数を4、6、8個の中から選べる。厚さ1U(4・4センチメートル)のものと、2U(8・8センチメートル)の、ともにラック搭載型。

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