基調講演や展示会が始まり、本格開幕した「JavaOne Tokyo 2005」で11月9日、Javaアプリケーション統合開発環境の最新版、「Sun Java Studio Enterprise 8」が世界に向けてローンチされた。
Java Studio Enterprise 8は、オープンソースのJava開発環境である「NetBeans 4.1」をベースとし、企業向けアプリケーション開発に必要な機能を追加したもの。従来であれば、こうした企業向けの製品やツールは有償だったが、「Sun Developer Network」にユーザー登録すれば、無償でダウンロードでき、すぐに開発を始められる。同社では、「参加の時代」を加速すべく、開発プラットフォームとしての統合開発環境を無償提供することを決めたとしている。