サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は8月25日、同社の会計年度で新年度にあたる9月以降の事業戦略を発表するとともに、9月中にAMDと共同開発中の次世代x86サーバー(コードネーム:Galaxy)を発表する考えを示した。
Galaxyについては、正式発表前なので詳しい言及はなかったが、米Sun Microsystemsの幹部が2月にこの計画について語っており、すでにAMDより発表されているデュアルコアOpteronを搭載し、既存の Opteron搭載サーバーの2倍の処理能力を備えるといわれている。
同社では2006年初頭に次世代SPARC系プロセッサ(コードネーム:Niagara)を搭載するサーバーの出荷を予定しているが、当面はこの2つのサーバープラットホームを併存させる計画。サンの代表取締役社長であるダン・ミラー氏は、「OracleやSAPといったアプリケーションを(x86系とSPARC系の)両方で走らせることができることが重要である」と語った。