米インターウォーブンとサン・マイクロシステムズは7月20日、現在のパートナーシップを拡張し、サンがインターウォーブンのエンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)製品を再販すると発表した。
両社はこの契約で、サンのインフラ製品(Java System Portal、Sun Fireサーバ、Java Identity Management、Sun StorEdgeなど)をインターウォーブンのECM製品とともに、共同で販売していく。インターウォーブンのECM製品には、LiveSite Content Publishing Server、TeamSite Content Management Server、TeamXML XML Server、ドキュメントを共同管理するWorkSite MPなどがある。
インターウォーブンの戦略的アライアンス担当副社長、スティーブ・パティソン氏は、サンとインターウォーブンには「製品間にかなりの親和性がある」と述べている。
パティソン氏によると、両社とも、JavaおよびJ2EE(Java 2 Enterprise Edition)の統合された技術基盤を採用しており、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に取り組んでいる。また、両社が取り組んできたことは相互補完的だという。「サンがやっていることをインターウォーブンはやっておらず、インターウォーブンがやっていることをサンはやっていない」(パティソン氏)