サンフランシスコ発--Sun Microsystemsは今週、Javaのリアルタイム版をリリースした。これは、優先度の高いイベントに対応できなければならない機器向けに設計されたソフトウェアだ。
同社の「Java Real-Time System」は、Java Standard Edition(Java SE)向けに書かれたプログラムをすべて動かすことができるほか、重要なイベントが発生した時には、ソフトウェアがある一定の時間内に対応することを保証する拡張機能も持つ。このリアルタイム機能は、非常用の停止ボタンを持つ工場のロボットなどに不可欠な要素だ。
Sunは「Project Mackinaw」(開発コード名)というこのソフトウェアを1年前の「JavaOne」カンファレンスでデモしており、当地で開催された今年のJavaOneでこの発表を行った。