Sun Microsystemsが、「Solaris 10」に搭載予定のある機能から、世間の注意をそらそうとしている。
開発コード名を「Janus」と名付けられたこの機能は、LinuxアプリケーションをSolarisオペレーティングシステム(OS)上でも利用できるようにするものである。この機能はまだリリースされていない。Sunが今、Janusではなく、「Xen」と呼ばれるオープンソースソフトウェアに重きを置く戦略をとり始めている。
これまでSunはJanusについて、LinuxユーザーがSolarisに乗り換えるのを支援する有効なツールであると述べてきた。 Solarisとは、Sunが開発するUnix系オペレーティングシステム。Sunは希望する顧客にはJanusを提供するものの、現在では、Linux アプリケーションは通常のLinux上で稼動させるべきだと考えているようだ。