サン・マイクロシステムズは6月13日、同社のサーバOS「Solaris 10」の仮想化機能を活用してサーバ統合を行い、システム・プラットフォームの効率的な運用管理およびコスト削減を支援するサーバ統合サービス「Solaris10 コンテナ・インプリメンテーションサービス」を発表した。
同サービスの核となるのは、Solaris 10が標準でサポートするOS仮想化機能である「コンテナ機能」。ソフトウェア・パーティショニング(論理区画)によってOSの仮想化を実現するもので、これにより、1つの筐体内の1つのOS上で複数の仮想OSを構築することが可能になるという。論理的には8,000以上のパーティションを設定することが可能。
同サービスでは、コンテナ機能を活用して複数のサーバを1台に統合することで、業務処理のピーク時に必要となるCPU、メモリ、ディスクなどのシステム資源を効率よく配分し、必要となるハードウェアへの投資を抑制することが可能になるという。