米Sun Microsystemsは27日(米国時間)、JIULのもとJDK 5.0ソースコードを公開した。これによって、JDK 5.0のソースコードはJIULとJRLの両ライセンスのもと公開されたことになる。従来のSCSLライセンスは、今後これらライセンスに置き換わっていく予定だ。
JIULのもと公開されたJDK 5.0ソースコードは、組織内の利用に限ってだが、無償で変更することができ、その使用にあたってSunの互換性認証を得る必要がなくなる。互換性維持に関してはHonor Systemとされ、ユーザの自主的な管理にまかされることになる。これは互換性の低いJavaを増やすことにもなりかねないが、同社はそのリスクについては容認する方針。同社はJIULとJRLのもとでJDK 5.0を提供することで、オープンソースコミュニティの支持を獲得したいという。