サン・マイクロシステムズ株式会社は3月10日、11日の両日、「Java Computing 2005 Spring」を開催している。今年はJavaテクノロジーが誕生して10周年の節目の年でもあり、今回のイベントは、米国で6月に開催される「JavaOne San Francisco」の前夜祭との位置付けで行われている。
開会にあたり、同社代表取締役社長のダン・ミラー氏が挨拶。「Javaは今ではエンタープライズから、デスクトップ、携帯電話、PDAなどさまざまに利用されている。極端な例では、歯ブラシやライターにも使われている」と、この10年でJavaがあらゆる場面で利用されるまでに成長したことを紹介。その中でも大きな要因として、「Javaを支えてくれたコミュニティが大きな存在。ここにいるみなさんがJavaの未来を決める構成要素といえる」と述べ、多くの開発者が支持したことがJavaの発展につながったことを強調した。