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SolarisでGNOME

Linuxではお馴染みのGNOMEをSolarisにインストールしちゃいましょう。
[マシン環境]
uname -a の結果は以下の通り
SunOS blade 5.9 Generic_112233-04 sun4u sparc SUNW,Sun-Blade-100
メモリ: 640MB

[ソフトウェアの入手]
Solaris8とSolaris9のそれぞれSPARC版/INTEL版に対応したGNOME2.0がSunのダウンロードセンターで公開されてます。以前公開されていたベータ版のバグフィックスも終了し、正式版が入手可能です。
ちなみにSolaris10ではGNOMEベースのJDS(Java Desktop System)が標準で入っているので不要です。

[インストール方法]

紹介するまでもないくらい簡単です。
以下はSPARC版Solaris9でのインストール例です。

[使用例]
使い方も何もウィンドウマネージャーだからねぇ・・・
ログイン画面のオプションを選択して「セッション」を選ぶと「GNOME 2.0 Desktop」というのがあるからそれを選んでログインするだけです。

ちなみに画面はこんな感じ

CDEのメニューもこんな感じで取り込まれるので馴染みやすいねぇ

CDE上の管理ツールなども問題なく動かせます。

例えばSolaris Management Console (SMC)なんかはこんな感じ

当然、逆にCDE上でGNOMEアプリケーションを利用することも可能です。
例えばgnome-terminalをCDE上で動かすとこんな感じ。
(GNOME上で動かした方が何かとカッコイイけどね)

[アンインストールの方法]

CDEより何かと綺麗で使い心地もいいので気に入らないということはないでしょうか、ベータ版から正式版に乗り換えるとか、英語版から日本語版に乗り換える、もしくは最新バージョンに乗り換える等、いづれGNOME2.0も邪魔になる時がきます。

そんな時は上記のインストール方法のところで実行したinstallスクリプトの隣にあったremoveスクリプトを実行するだけ・・・後はまたまたGUIで綺麗さっぱり削除できます。世の中どんどん簡単になっていきますなぁ。

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