システム上に作成できるプロセスの最大数を指定します。システムプロセスとユーザープロセスを含みます。/etc/system に指定した任意の値が maxuprc の計算に使用されます。
この値は、他のいくつかのシステムデータ構造体のサイズを決定する場合にも使用さ れます。このパラメータが作用する他のデータ構造体は、次のとおりです。
ディレクトリ名検索キャッシュのサイズを決めるとき (ncsize が指定されていない場合)
UFS のディスク割り当て構造体を割り当てるとき (ndquot が指定されていない場合)
構成されたシステム V セマフォーによって使用されるメモリーの総量がシステム限度を超えていないか確認するとき
x86 プラットフォーム向けのハードウェアアドレス変換のリソースを構成するとき
符号付き整数
10 + (16 x maxusers)
266 から maxpid の値
いいえ
はい。値は maxpid と比較され、それより大きい場合は maxpid に設定されます。x86 プラットフォームでは、さらにプラットフォーム固有の値と比較されます。max_nprocs は、max_nprocs、maxpid、 プラットフォーム値のうち最も小さい値に設定されます。SPARC プラットフォームと x86 プラットフォームはどちらもプラットフォーム値として 65,534 を使用します。
このパラメータの変更は、1 つのシステムで 30,000 を越えるプロセスを可能にするために必要となる手順の 1 つです。
変更の可能性あり
Solaris 11.2 システムハンドブック |
Oracle Solaris 11 試験対策本(OCA) |